サンシャイン ハイデッカ 
●竜ヶ崎観光バス 
P−MS715S 97年7月撮影
車両概要
1982年の夏ごろ、当時の呉羽自工が9m大型車のM3ボディをベースに12m級フルサイズ大型車に拡大したのがサンシャインで廉価仕様についてはスタンダードデッカで対応し、生産台数の殆どを占めた標準仕様はこのハイデッカとなり、車体構造については後に登場するエアロスターKも共通の構造を採用しています。
車体内容
車体構造についてはこの当時のバスでは標準的な車体構造だったスケルトン構造を採用し小型から大型まで呉羽の標準的なスタイルを採用しハイデッカにおいては殆どの車両が側面窓の1枚目に大型拡大窓(サンダーカット)を採用しているのが最大の特徴で他のメーカと異なり逆T字窓仕様においては1枚目の窓も開閉可能な仕様の車両も中にはみられました。
エンジン概要
エンジンについては1984年以降に生産したMS7シリーズのシャシーの場合、昭和58年排ガス規制に適合したV型8気筒エンジン二種類を設定し標準出力仕様については8DC9型、少数の生産に留まった
低出力仕様には8DC8型を搭載し、MS7シャシーの場合は前輪独立懸架仕様の設定もありましたがサンシャインでは殆どが前輪車軸懸架で生産しました。
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