ブルーリボンFM 後期型
●三重交通 
P−RU638BA 1998年5月撮影
車両概要
1982年に日野が大型観光・高速型車両を統合した上でフルモデルチェンジをして登場したブルーリボンのRU06/63シリーズは1985年の夏に昭和60年騒音規制に適合させる為に大幅なマイナーチェンジを実施し設定内容についても見直されスタンダードデッカが廃止となり標準床系の廉価仕様についてはこのミドルデッカに統一され1990年まで製造していました。
車体内容
車体については前後のデザインを一新し、前面についてはダブルデッカのグランビューと共通の角型二灯の前照灯や新設計のバンパーを採用してイメージを近代化し、基本装備についても廉価仕様のみの設定としている事から簡素な装備で自家用バスとしての需要も多数見られたほかは近距離の高速バスおよび中距離以上の路線バスに使用した車両となっています。
エンジン概要 
エンジンについては全てV型8気筒で騒音規制強化以外の変更はなく、低出力仕様のEF550型を基本とし標準出力仕様のEF750型の設定もあり国鉄向け車両以外における採用例は珍しく殆どの車両は低出力仕様で占めていました。
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