Ｐ－ＬＶ２１７Ｈ 1996年1月撮影
１９８５年に大型ショートボディ車で路線・自家用系車両について圧倒的なシェア率を持ついすゞがふそうに続いて大型ショートボディの観光・高速型車両に参入して登場したのがＬＶ２１７で最初から設定していたのはハイデッカⅣ（Ｈ４０１）の９ｍショートボディ車だが後に富士重工からＨＤ－Ⅰのショートボディ車の登場により生産台数は少数の生産に留まりました。
車体内容
基本仕様についてはフルサイズの車両と異なり車体はＨ４０１だが前面窓は左右分割窓、乗降扉については折戸が標準仕様で１９８６年の途中で後部の形状が大幅に変更する仕様変更が行われたが９ｍ車については後部の形状の変更は行われず、１９９０年の生産終了まで大きな仕様変更は行われず、前バンパーの形状についてはフルサイズ車と同様に複数の仕様のバンパーを設定していました。
エンジン概要
９ｍショートボディの大型車におけるエンジンは通常では中型車用のエンジンを採用するがいすゞでは日野製エンジンを搭載する二代目のガーラ以外の車両についてはフルサイズの大型車に搭載するエンジンを採用し、ＬＶ２１７においてはＶ型８気筒のＮＡエンジンとなる８ＰＣ１－Ｓ型を搭載し、ミッションについても直結５速ＭＴを搭載する等他のメーカの車両と異なる独特な組み合わせでした。