アステローペ(HD−V) SDD    
●はとバス 
P−B10MB 1996年5月撮影
車両概要
1987年に富士重工が科学万博のシャトルバスとして製造した連接
バスに利用した世界最大の商業車専業メーカであるボルボのB10
Mシャシーを三井物産経由で輸入し15型HDシリーズのHD−Uを
ベースとし後部二階建構造した新設計のスーパーハイデッカボディ
であるHD−Vを架装して登場したアステローペ(HD−V)です。
車体内容
アンダーフロアエンジンシャシーを用いて度得な形状をしたボディに
は現在としてはかなり普及したメーカの推奨仕様がいち早く取り入れ
られ観光に特化した「セレクションスペック」やこの時に開業が続いた
都市間高速バス用に「インターシティ」(3列・4列両方設定あり)といった仕様が設定されていました。 
エンジン概要
エンジンについてはシャシーを製造したボルボの直列6気筒ターボエンジンであるTHD101KE型を搭載しミッションについても国産シャシーと異なりドイツ(当時の西ドイツ)のZFが製造し後にフルフラットタイプの国産大型ノンステップバスに普及したボタン式の5速トルコンAT
を採用しています。
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