Ｕ－ＲＨ１ＷＦＡＡ 2000年7月撮影
１９８７年の年末に日野がワイドマイクロバスのＡＣをフルモデルチェンジにより登場したレインボー７シリーズにはアンダーフロアエンジンを採用してフルデッカのレインボー７Ｍ（ＣＨ）の他に従来設定していたＡＣをそのままリヤーエンジン化して登場したのがレインボー７Ｗ（ＲＨ）で車幅は中型バスと同じ２．３ｍに拡大し１９９１年に大幅なマイナーチェンジを実施するまでこの様なレイアウトを採用していました。
車体内容
従来のワイドマイクロバスをそまののリヤーエンジン化したレインボー７Ｗは観光仕様の標準仕様ロイヤルサルーン、観光仕様の廉価仕様スーパーデラックス、自家用仕様のデラックスの３グレードを設定し従来より座席幅も拡大し補助席なして２９人乗りを基本としＡＣの時と同様にバスの他に特殊車両としての需要も多く見られたのが特色で乗降扉についてもグレードに問わず折戸、前面窓も左右分割窓が標準仕様となり、冷房についても前方にユニットを搭載しています。
エンジン概要
搭載しているエンジンは当時では珍しいダウンサイジングターボとして排気量３．８リッター直列４気筒インタークーラ付ターボのＷ０４Ｃ－Ｔｉ型を搭載し、サスペンションについてもグレードに関係なく総軸エアサスを採用しています。