エアロバス ハイデッカM(1)
●京都交通 
P−MS725S 1996年1月撮影
車両概要
1988年にマイナーチェンジを実施したエアロバスのハイデッカにこの時新たに登場した二軸スーパーハイデッカのエアロクイーンMの前面を採用したエアロバス・ハイデッカM(通称・クイーンバージョン)が登場し、一部の事業者では通常のハイデッカに代わって採用した事例も多く殆どが観光バスとして新製した車両で占めていました。
車体内容
車体については初代エアロバスのハイデッカをベースに前面と運転席側面・乗降扉の形状をクイーンMと同じ形状に変更した以外は通常のハイデッカと同じ装備を採用し、オプションについても一部の装備品に制約があるのを除けば基本装備と同様の扱いとなっていました。
エンジン概要
エンジンについては通常のハイデッカと同じ設定で二種類のV型8気筒エンジンを搭載し、標準出力仕様については8DC9型、高出力仕様についてはMS729の改造扱いとなり8DC11型を搭載していますが8DC9型エンジン搭載車については通常のハイデッカと異なり独立懸架仕様のみの設定となっていました。
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