Ｐ－ＭＪ５２７Ｆ 2000年6月撮影
最後の晴海で開催した１９８７年の東京モーターショーに出品し、１９８８年に登場したエアロミディＭＪはふそうが１９８５年にワイドローザの後継車種として登場したエアロミディＭＫ１２シリーズが短いモデルサイクルでフルモデルチェンジによって登場し、まだ珍しかった７ｍの小型バスでは見られなかった装備品等３年程度で大きく進化したのがエアロミディＭＪです。
車体内容
車体に関しては生産したいた当時の新呉羽自工（現在のＭＦＢＭ）の観光型車両共通のデザインを車体後部を除いて採用し、仕様としては観光用の標準仕様「エクシード」、観光用の廉価仕様「ロイヤル」、自家用の「デラックス」を設定し、当初はスタンダードデッカのみが用意され基本的な仕様や構造については先代のエアロミディＭＫ１２シリーズにほぼ基づき、途中にマイナーチェンジを挟んで２００４年まで生産していました。
エンジン概要
搭載しているエンジンについては中型車用の直列６気筒エンジンで従来搭載していた６Ｄ１５型の排気量を７．５リッターに拡大した６Ｄ１６型を採用し、シャシーレイアウトについては横置きエンジンを採用した独特な仕様は継続採用となり、サスペンションについても全てのグレードでエアサスとリーフサスの両方が選択でき、エアサスについては前輪に独立懸架を中・小型バスで初めて採用しました。