エアロミディMK 路線仕様 前期型(1)  
●西肥自動車
P−MK117J 2004年9月撮影
車両概要
1988年にフルモデルチェンジして登場したエアロミディMKには観光・自家用仕様と同時に路線仕様についてもフルモデルチェンジを実施し、今までの中型バスは用途に問わず基本的に前構を除いて共通の車体を持つ車両が多かったがこのエアロミディMKでは観光・自家用系と異なる車体を採用中型バスとしては初めての採用となりました。
車体内容
車体としては路線用専用の車体となり、エアロスターをイメージしたデザインで標準床仕様とタイヤを16インチ(チューブレスラジアルの場合は17.5インチ)に小径化した低床仕様を前中扉・前後扉両方の長尺車に対応しており、冷房装置については非冷房を標準仕様としていますが大半の車両ではオプションで直結式およびサブエンジン式の冷房装置を搭載し、一部の事業者では前面の左右非対称窓など独自の仕様の車両もみられました。
エンジン概要
エンジンについては従来から搭載していた直列6気筒の6D15型エンジンの排気量を7.5リッターに拡大した6D16型の一種類のエンジンを搭載しています。
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