スペースランナー 路線仕様 前期型  
●西日本鉄道
U−JM210GTN 2002年8月撮影
車両概要
1988年に日産ディ(現・UDトラックス)が唯一車体ごと設計したメーカオリジナル車として登場し西工で車体架装を行った中型バスのスペースランナーには観光・自家用仕様の他に同一車体で路線仕様についても設定しました。
車体内容
車体としてはスペースランナーの観光・自家用系スタンダードデッカをベースにして路線バスとして必要な装備を追加した仕様の車両で前面の方向幕についても前面窓の内側に搭載したのが特徴で床についても標準床とワンステップ風の低床が設定されたのが最大の特徴となり、更に低床のエアサス仕様については路線バスの車両では初めてとなるニーリング装置がオプションとして設定され後に路線車両に採用した仕様と異なり前輪が下降する構造となっていました。
エンジン概要
エンジンについては適合している排ガス規制に関係なく観光・自家用仕様のスタンダードデッカと同じく6.9リッターの直列6気筒エンジンであるFE6B型を搭載し、平成元年規制に適合した車両についてはエンジン出力が若干上がっています。 
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