エアロバス ハイデッカ 後期型(2)  
●ジェイアールバス東北 
U−MS729S 1998年5月撮影
車両概要
1990年に平成元年排ガス規制に適合させる目的で初代エアロバスはエンジン関係の改良を中心とした一部改良を実施し、モデルサイクル末期に入ったがハイデッカとしての仕様は引き続き普及仕様のみの設定となっています。
車体内容
車体としては基本的に1988のマイナーチェンジモデルと殆ど変更が無く、オプションして設定いるデンソー製の冷房装置が1991年の途中から仕様変更があった関係で同じデンソー製でも左側の外気導入ルーバと右側のサブエンジン用ラジエータグリルの形状が変更になったのと採用事例は少ないがホイールでもオプションでチューブレスラジアルタイヤとセットでISO規格の10穴ホイールが設定されるなどオプション品の見直しや新規設定などもありました。
エンジン概要
エンジンについてはV型8気筒のエンジン2種類を設定し、標準出力仕様については8DC9型から排気量を若干引き上げた8DC10型、高出力仕様については引き続き8DC11型を搭載し標準出力仕様については車軸懸架も設定し1992年4月以降に生産した車両については法規義務によってABSが標準装備となっています。
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