Ｕ－ＭＭ５１６Ｈ 2001年1月撮影
１９８８年にフルサイズのエアロバスＫより先に登場したエアロミディＭＭの観光・高速用車両は１９９０年に平成元年排ガス規制に適合させる為に一部改良を実施し、１９９３年に新呉羽がＭＢＭに社名変更と同時にニューエアロバスを三菱名自のバス工場と並行生産する様になり９ｍ車についてもニューエアロバスＭＭにフルモデルチェンジをするまで生産をしこの時の一部改良についてはエンジンを中心とした改良に留まっています。
車体内容
仕様については一部改良前と同様に廉価仕様の観光仕様のみの設定で
当時の９ｍ大型車の観光・高速型車両では唯一の廉価仕様ともなるエアロミディＭＭのスタンダードデッカは前面左右分割窓・側面メトロ窓に折戸の乗降扉が標準仕様で最大の特徴については中型車用の冷房装置を利用した直結冷房車で他のメーカの車両では設定のない直結冷房についてもハイデッカの様にトランクスペースの容積拡大などはなく需要についてもハイデッカより少なかったです。
エンジン概要
エンジンについてはインタークーラを搭載し過給圧を高めた中型車用の６．９リッターの６Ｄ１５（Ｔ２）型を搭載し、排気量が０．６リッター少なくなったが出力やトルクは大幅に強化されたエンジン１種類のみの設定でサスペンションについてもフルサイズ車のエアロバスＫと異なり前輪車軸懸架仕様のエアサスのみの設定となります。