Ｕ－Ｂ１０ＭＣ 1997年3月撮影
１９９１年に登場したアステローペ・スペリオールにはアンダーフロアシャシーを活かしたＳＤＤの他に１９８９年の東京モーターショーに出展したアステローペ（ＨＤ－Ⅲ）のＳＨＤ仕様がフルモデルチェンジと同時に正式に設定され７速ＭＴ仕様であれば最大５５人（４５＋８＋２）迄対応できる様になりましたが生産台数は画像で紹介しているサンプルカーのみしか製造されず青森の蓬田観光へ納入し廃車になり譲渡されるまで白色一色によるサンプル塗装のまま活躍しました。
車体内容
車体についてはＳＤＤ仕様のアステローペ・スペリオールに対しアンダーデッキが廃止になるが特徴でもある車体後部の嵩上はそのまま採用しています。
エンジン概要
エンジンについてはボルボの小排気量直６ターボエンジンであるＴＨＤ１０２ＫＥ型を搭載し実際に製造したサンプルカーは７速ＭＴ車による型式取得の為に製造した車両ですが実際にはＺＦ製５速トルコンＡＴも搭載する事は可能となっていました。