アステローペ・スペリオール(7S)SDD 前期型
●檜山観光バス 
U−B10MC 2000年10月撮影
車両概要
1991年に17型の観光・高速用車両の第二弾として現在では世界最大の商用車専業メーカであるボルボのアンダーフロアシャシーに車体架装した従来のアステローペ(HD−V)の後継車として当時の国産乗用車並みの4年でフルモデルチェンジして登場したアステローペ・スペリオールでこの当時における富士重工では軽商用車のサンバー以外の車両通称名の変更を進めていたのでこの様にサブネームが付く様になりました。
車体内容
車体についてはR17シリーズ観光・高速用車両と共通の車体でアンダーフロアエンジンシャシーを活かして車体後方をダブルデッキ構造とし側面カーブガラスの標準化等この時の富士重工のバス共通の仕様とし従来のアステローペ(HD−V)の時に設定していたメーカ推奨仕様は都市間高速仕様の「インターシティ」以外は需要が少なかったので廃止になっています。
エンジン概要
エンジンについすてはボルボ製の小排気量直6ターボエンジンで若干出力を向上させたTHD102KE型を搭載し従来のアステローペ(HD−V)に搭載したボタン操作式のZF製5速トルコンATの他に7速MT仕様も設定していたが生産台数はかなり限られています。
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