Ｕ－ＧＲ４３２Ｆ 2002年3月撮影
１９８９年にいすゞが東京モーターショーに出品し１９９１年に登場した小型ハイデッカのジャーニーＱグランドロイヤルは小型バスだが車幅が大型車並の２．４７ｍの車幅が特徴で生産においても１９９５年までは現在はバスから撤退しトラックのみの車体架装を実施している北村製作所において生産していました。
車体内容
外観についはワイドボディのマイクロバスから小型バスへ発展したジャーニーＱの外観と共通のイメージを持たしたデザインで車幅が広い他にいすゞのバスでは初めて前照灯に異形前照灯や冷房装置においても他の小型バスと異なりユニットを屋根上に置かずアンダーフロアエンジンのシャシーを活かして後部オーバーハング部分に搭載しているのも一つの特徴で仕様としては小型バスでは珍しくグレードの設定はなく標準仕様と廉価仕様の観光仕様が用意していました。
エンジン概要
アンダーフロアエンジンを採用したフルフレーム仕様のシャシーでサスペンションも前後共にリーフサス併用の車軸懸架エアサスを採用し、エンジンにおいてはＭＲと同様で当時のバスでは珍しかったＯＨＣを弁方式に採用した排気量７．２リッターの直列６気筒６ＨＥ１－Ｓ型一種類を搭載しいました。