レインボー7W 路線仕様(1)
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●みなと観光バス(神戸)
U−RH1WFBA 2002年5月撮影 
車両概要
1991年にワイドサイズのマイクロバスをリヤーエンジンバスにしたレインボー7Wがシャシー構造を活かしてホイールベースを短縮し通常の小型バスと同様に運転席横に乗降扉を設置する通常の小型バスになり、この時のマイナーチェンジと同時に従来から設定していた観光・自家用仕様に加えて新たに路線仕様が登場しました。
車体内容
路線仕様のレインボー7Wは中型バスのレインボーにおける路線仕様の車両と異なり観光仕様・自家用仕様と共通の車体で2扉の車両については前扉も中扉も折戸が標準で全長やシャシーレイアウトの関係から前後扉の設定はなく、2扉で最大46人、1扉で最大49人までの許容乗車定員でこのサイズの路線用車両ではジャーニーQの路線仕様以外の2扉車は前中扉の扉配置となり、交通バリアフリー法施行前に前後扉の車両を採用していた事業者でも例外的にこの様な扉配置となります。
エンジン概要
採用するエンジンについては観光仕様や自家用仕様と共通で当時の小型バスでは珍しかった4気筒のエンジンを縦置搭載したシャシーレイアウトで排気量3.8リッターでOHV2バルブにターボとインタークーラを組み合わせたW04C−Ti型を搭載し、サスペンションについてもレインボー7Wでは用途に問わず共通で前後ともにリーフサス併用式のエアサスを採用し、当時の路線仕様の車両でエアサスのみの設定は珍しい設定となっていました。
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