Ｕ－ＭＳ８２１Ｐ 1994年9月撮影
１９９３年の東京モーターショーと同時に登場した床下運転席スーパーハイデッカでいすゞ、富士重工に続く車種であるエアロクイーンⅢで生産統合前における他のニューエアロバスシリーズのスーパーハイデッカは三菱名自（現・ＭＦＴＢＣ大江工場）での生産でしたがこのクイーンⅢに限ってＭＢＭ（現・ＭＦＢＭ）で生産していたのも特徴です。
車体内容
車体についてはニューエアロバス＆クイーン共通のデザインをベースにしクイーンⅡに対し車高を約１４㎝嵩上し床下運転席仕様にした構造で生産がＭＢＭによる生産の為従来の呉羽時代と同様に特別車両に対しても柔軟に対応し色々な特別車両も生産しました。
エンジン概要
エンジンについては生産工場は異なるが他のニューエアロクイーンシリーズと同様に平成元年排ガス規制車には新開発で当時クラス最高出力をもつＶ型８気筒ＯＨＶ３２バルブの８Ｍ２０－Ⅰ型を搭載し一部改良で対応した平成６年排ガス規制車では排気量を拡大する等の改良をした８Ｍ２１型を搭載しています。