Ｕ－ＭＰ６１８Ｐ 1995年10月撮影
１９９３年に新工場が完成したばかりの新呉羽が当時のＭＭＣの完全子会社化すると同時に社名をＭＢＭ（三菱自動車バス製造）に変更して本格的に製造を開始したＭＢＭ製のエアロスターＭです。
車体内容
車体については過度期の生産となった新呉羽時代に生産した車両と同様、製造銘板の装着位置と工場出荷点検ステッカーが異なる程度で他の部分は本家である三菱名自のバス工場で製造した車両と同じ仕様で元々エアロスターＫを導入していた事業者では殆どの事業者でＭＢＭ製のエアロスターＭを導入していました。
エンジン概要
エンジンについては三菱名自製と同じエンジンで平成元年排ガス規制車については直列６気筒の６Ｄ２２型、高出力仕様でターボを追加した６Ｄ２２（Ｔ６）型を搭載し、平成６年排ガス規制車については排気量を拡大する等の改良を実施したエンジンで標準出力車については６Ｄ２４型、高出力車については６Ｄ２４（Ｔ１）型を搭載し高出力仕様については改造扱いとしています。