スペースランナー7 | |||||||||||
●日産ディーゼル U−EN210DAN 1996年5月撮影 |
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車両概要 1993年の東京モーターショーにおいてバスを製造していた当時の4社の中で最後発となる小型バスとしてハイデッカの観光用車両を出品し1994年に登場したのがこのスペースランナー7で、車両としては日産ディのオリジナルだが車体については西工が架装しており、生産台数が少なく貴重な車両でメーカのプログラム上では1999年まで設定しいました。 車体内容 車体については1988年に日産ディのバスとしては珍しいオリジナル車両として登場した中型バスのスペースランナーのハイデッカがベースとしたデザインを7mの小型バスにし、仕様としては標準仕様の観光仕様「ラグジュアリー」のみの設定となり他のメーカの車両の様に廉価仕様の観光仕様設定はなく、後に小型バスの冷房装置として普及するデンソー製の屋根置直結冷房を初めて搭載したのもこの車両です。 エンジン概要 搭載するエンジンについては排気量6.9リッターで直列6気筒OHVのFE6型を採用し、平成元年排ガス規制車についてはNAで4バルブを仕様にしたFE6E型のみで平成6年排ガス規制車については更にインタークーラ付ターボを搭載したFE6TA型を追加設定し小型ハイデッカで唯一複数のエンジン選択が可能だったのとサスペンションについては前輪は車軸懸架だが前後共にリーフサスを併用しないエアサスをアンダーフロアエンジンのシャシーを採用しています。 |
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