ＫＣ－ＭＭ８１２Ｈ 1998年7月撮影
１９９５年に平成６年排出ガス規制（短期規制）に適合させる為、ニューエアロバスシリーズが初めてのマイナーチェンジを実施したのと同時に若干遅れて全ての車両をＭＢＭで生産している９ｍ版のニューエアロバスＭＭのスタンダードデッカも初めてのマイナーチェンジを実施しました。
車体内容
仕様としてはフルサイズ車と異なり廉価仕様のＳＤ仕様のみの設定で外観も従来と同様に規格型の角型前照灯等が特徴の外観でハイデッカと異なりスタンダードデッカにおいては前面の社名表示灯は引き続きオプション、基本仕様も折戸の乗降扉・側面メトロ窓の外観で観光・高速型車両としては珍しい立席仕様の設定が引き続き行われ、様々なオプションを装着して標準仕様と同様の設備を持つ車両や検診車等の特種用途車両への架装事例も多く見られました。
エンジン概要
搭載するエンジンにおいては中型用エンジンで過去にＮＡ仕様のエンジンが中型車に搭載していた排気量７．５リッター・直列６気筒ＯＨＶにインタークーラ付のターボを組み合わせた６Ｄ１６（Ｔ５）型を搭載し、エンジンはハイデッカと同様だがスタンダードデッカについては廉価仕様のみの設定となるので懸架装置が前輪車軸懸架仕様のみになります。