ＫＣ－ＲＵ１ＪＪＣＡ 1997年10月撮影
１９９５年に平成６年排出ガス規制（短期規制）に適合する為にマイナーチェンジを実施したブルーリボン、基本的な変更についてはエンジンを中心とした法規関係に対応した改良で元々いすゞ以外の９ｍ大型ショート路線・自家用バスについては納入台数が少なく、導入する地区も限られた車両です。
車体内容
仕様としては標準床と低床の路線仕様、標準床の自家用仕様の設定があり、従来の車両と同様にフルサイズ車のＨＵ／ＨＴを９ｍサイズにした外観でエンジンの搭載方法が水平配置を採用しているフルサイズ車と異なり垂直配置を採用している関係で後部の床形状が異なるのが特徴となり、
この時のマイナーチェンジで外観における変更点は前照灯がオプション設定だった規格型の角型前照灯がハロゲン灯として標準化したのと後退灯が左右の両側に装着した程度で他の部分については従来の車両と同様の仕様で冷房については直結冷房のみの設定としいました。
エンジン概要
搭載するエンジンについては従来搭載していたＨ０７Ｄ型に代わり１９９２年に４代目レンジャーが最初のマイナーチェンジを実施した時に登場したＪ型エンジンの採用を本格的に開始し排気量８リッターでＯＨＣ２４バルブを採用した中型車用の直列６気筒のＪ０８Ｃ（Ｊ－Ⅱ）を搭載し、サスペンションについては他のメーカと異なりエアサスのみの設定となります。