ＫＣ－ＬＴ３３３Ｊ 1997年3月撮影
１９９５年に平成６年排出ガス規制（短期規制）への適合を目的にマイナーチェンジを実施したキュービックＬＴ、現在はバスとしてのカテゴリー自体が消滅している９ｍ大型ショートボディの路線・自家用型車両もいすゞのシェア率が他社より多いシェアを占めており、当時では運転免許試験場でしか取得が出来なかった大型二種免許の教習車も多く見られ、１９９９年には平成１０年／１１年排出ガス規制（長期規制）に適合させる一部改良を実施して２０００年に後継車のエルガＬＴの登場まで生産していました。
車体内容
仕様としてはリーフサスの路線仕様は標準床と低床を設定している以外は標準床のみの設定で基本的な車体関係は１９９０年に構造を見直す大幅なマイナーチェンジを実施している事から外観では前面にワイパーの点検蓋の新設と灯火器関連でコーナリングランプの新設と後退灯の左右二灯化と運転席周辺において計器盤やステアリングホイールやステアリングユニットを新設計の物に変更を実施した以外は従来の車両とほぼ同じ車体仕様としていました。
エンジン概要
搭載するエンジンについては中型車用の直列６気筒ＯＨＣのエンジンで従来搭載していた６ＨＦ１－Ｓ型の排気量を８．２リッターに拡大した６ＨＨ１－Ｓ型を搭載し、１９９９年の一部改良でエアサスの路線仕様のみが平成１１年規制、エアサスの自家用仕様とリーフサス車は平成１０年規制が適応され排出ガス規制が長期規制から表示がグロスからネットに変更したのに伴いエンジンの４バルブ化や出力やトルクが大幅に向上させた６ＨＨ１－Ｓ型を搭載しいます。