ＫＣ－ＪＰ２５０ＮＴＮ 2003年5月撮影
１９９２年に西鉄・日産ディ・西工の三社共同開発によって登場した全長１０．５ｍの中型ロングボディのワンステップ超低床バスは１９９３年に新型自動車とし型式取得を行い正式にメーカから発売した時に富士重工のボディも架装可能となり、１９９５年に平成６年排出ガス規制（短期規制）への適合は一部改良による対応で基本的な仕様は変更なく、導入事例が増加したのとホイールベースを短縮して全長を１０ｍにした車両
も導入しました。
車体内容
基本的にはオーバーフェンダーを持つ前後のフェンダーアーチの形状が変更となる以外は従来から生産していた車両と殆ど変更は見られず、この時になると増加した導入事例に対して様々なバリエーションの車両の導入事例が見られ関東バスや横浜市営が導入したホイールベース短縮車の他にはタイヤサイズが異なる新潟交通、デンソー製ビルトイン式直結冷房搭載車等特徴のある車両も見られ、殆どの車両が前中四枚折戸の乗降扉を採用したのと西工と比べて若干高かった床面地上高が西工と同じ床面地上高に統一しています。