ＫＣ－ＧＲ４３３Ｆ 2003年4月撮影
１９９５年に平成６年排出ガス規制（短期規制）へ適合させる為にマイナーチェンジを実施したジャーニーＱグランドロイヤルで法規関連の他に外装や内装などの変更も実施し、この時からいすゞの小型バスはジャーニーＱ（ＭＲ）の廃止によりジャーニーＱグランドロイヤルのみになるのと生産している北村製作所が１９９５年をもってバス製造から撤退しトラックの車体架装に専念する事となり１９９６年以降はいすゞバス製造に生産拠点を移管するまでに生産した車両は少数に留まっています。
車体内容
この時のマイナーチェンジで外観についてはコーナリングランプの新設以外は大きな変更点は見られないが内装については全面的に一新し、運転席周辺でも計器盤やステアリングホイールの形状を一新する等の変更があり、仕様としては観光仕様がスペシャルパッケージ、標準仕様、廉価仕様の３仕様に加えてジャーニーＱの廃止に伴い自家用仕様の「デラックス」が新規設定する構成としています。
エンジン概要
搭載するエンジンについては従来から搭載している６ＨＦ１－Ｓ型の排気量を８．２リッターに拡大した中型車用の直列６気筒ＯＨＣエンジンの６ＨＨ１－Ｓ型で、アンダーフロアエンジンを採用した小型バスは用途やグレードに関係なくサスペンションについては前後共にリーフサス併用式のエアサスを採用しています。