リエッセ 路線仕様(1)
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●神姫バス
KC-RX4JFAA 2000年5月撮影 
車両概要
1995年に日野がレインボーRBを10年ぶりのフルモデルチェンジを実施して登場したのがリエッセでレインボーRBの時と同様に観光・自家用仕様の他に本格的な路線仕様の車両も設定され、元々運転席横に乗降扉を設置する事で設計したリエッセの路線仕様は前中扉の2扉仕様の車両をメインとして設定し90年代後半にはいると全国各地でコミニュティバスの路線開業が増加してリエッセの路線仕様が活躍する事となります。
車体内容
当時の小型バス用途に問わず共通の車体を採用するのが基本でリエッセの路線仕様では客席以外は自家用仕様のデラックスをベースとした仕様で前中扉の2扉仕様(41人乗りおよび29人乗り)と1扉仕様(29人乗り)が設定され、1997年には車椅子の乗降に対応したステップリフト付き車両も設定され、中扉については折戸が基本だが事業者の特注で四枚折戸やスライド扉を採用した車両等独自な仕様の車両も多く見られ、運転席周辺については1994年にマイナーチェンジを実施した4代目のレンジャーと共通の仕様としています。
エンジン概要
リエッセのエンジンは平成6年排出ガス規制(短期規制)の時に登場したJ型エンジンの4気筒版で排気量5.3リッターのOHC4バルブを持つJ05C型エンジンで2扉車では定員に問わずインタークーラ付のターボを組み合わせたJ05C-Ti型、1扉車ではターボ車の他に無過給のJ05C型も設定しサスペンションは全車エアサスのみの設定でブレーキについてもエアオーバーブレーキを採用しています。
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