ＫＣ－ＲＵ１ＪＨＣＢ 1999年8月撮影
１９９５年に平成６年排出ガス規制（短期規制）に適合させる為、初代セレガで１９９４年にマイナーチェンジを実施しなかったショートボディのセレガＦＣが最初のマイナーチェンジを実施し、フルサイズ車と比べて大幅なマイナーチェンジとなり変更箇所も多く見られました。
車体内容
基本設計が初代セレガにおけるフルサイズ車のスーパーミドルデッカ（ＦＳ）からフルデッカ（ＦＤ）に変更したのが最大の変更点で後部の形状や運転席周辺においても計器盤等を初代プロフィアと共通化させる等角型からラウンド型に変更となり、側面のフェンダー形状についてもフルデッカと同じ形状に変更し、オプションとしては従来ではフルサイズ車に限り設定していた直結冷房が屋根搭載仕様に限り設定され、床下のトランクスペースが２スパンの大容量トランクを設ける等の改善も見られました。
エンジン概要
搭載するエンジンについては１９９２年に中型トラックのレンジャーに設定した中型系エンジンとして開発したＪ型エンジンをこの時から本格的に採用を進め、セレガＦＣでは排気量８リッターで現在では一般的となっているＯＨＣ２４バルブにインタークーラ付のターボを組み合わせたＪ０８Ｃ－ＴＩ（ＪＴ－Ⅱ）型を搭載しています。