ニューエアロスターMM(1)
1996aeroster-mm001001.jpg
●福島交通 
KC−MM319J 2016年8月撮影
車両概要
1996年に12年ぶりのフルモデルチェンジを実施しフルサイズ車は現在も生産し続けているニューエアロスターの9m大型車に該当するエアロスターMMはフルサイズ車と異なりバスとしては異例の3年程度での短いモデルサイクルで登場した車両で、このサイズの車両自体いすゞ以外のメーカによる車両は珍しく導入した事業者も限られています。
車体内容
基本仕様は初代エアロスターMおよびKを合わせたようなデザインでこのサイズの車両としては日産ディのP−RP以来となるツーステップ低床車のみの設定で路線仕様も自家用仕様もツーステップ車で低床のみの設定は大型路線・自家用仕様の車両では初めての事例で車体構造についてもECEのR66基準に適合させた車体で側面窓についても標準設定が路線仕様は逆T字窓、自家用仕様はメトロ窓を採用し従来では標準設定だった二段窓はオプションとなり採用事例も珍しかったです。
エンジン概要
搭載するエンジンについては初代エアロスターMMからの継続採用で中型車用のエンジンで排気量8.2リッターの直列6気筒OHV4バルブをもつ6D17−T型を採用し、サスペンションについても路線仕様・自家用仕様共にエアサスとリーフサスの両方設定しています。
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