ジャーニーQグランドロイヤル(2) I−BUS製
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●岩手県交通
KC−GR433F 2004年7月撮影
車両概要
1991年に登場したジャーニーQグランドロイヤルは1995年にモデル廃止となったジャーニーQと同様北村で生産していたが1995年限りで北村はバス生産から撤退しトラックの車体架装に専念する事となった関係から1996年以降に生産したジャーニーQグランドロイヤルはI−BUS(いすゞバス製造)へ生産拠点を移管してから1999年に平成10年排出ガス規制(長期規制)および平成10年騒音規制へ適合させる為に一部改良を実施し2002年にいすゞが小型バスから撤退するまで生産していました。
車体内容 
基本的な仕様については北村で生産していた当時における1995年のマイナーチェンジモデルに対して同じ仕様で製造銘板や窓の記号の刻印等が異なる程度で仕様としては観光仕様がスペシャルパッケージ装着車、標準仕様、廉価仕様の3種類と自家用仕様の1種類の展開で大半の車両については平成6年排出ガス規制の適合車で平成10年排出ガス規制適合車についても法規対応のみの一部改良で基本仕様についての変更はなく実際に導入した事例も少ない車両へとなります。
エンジン概要
搭載するエンジンについては中型車用の直列6気筒OHCのエンジンで従来搭載していた6HF1−S型の排気量を8.2リッターに拡大した6HH1−S型エンジンを適合している排出ガス規制に問わず採用し、平成10年排出ガス規制適合車においてはエンジンを4バルブ化する等の大幅な改良と20ps以上の出力向上させています。 
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