キュービックLV8 ノンステップ
●中国バス 
KC−LV832L 2000年5月撮影
車両概要
1997年の東京モーターショーに出品し組立自動車として2台を製造してから1998年に正式発表となったキュービックのノンステップ車で
国産ノンステップバスとしては最も生産時期が短く、基本的な仕様についてもふそう以外のメーカ共通の仕様です。
車体内容
車体についてはキュービックとほぼ同じですがニューワンステップ車と同じ拡大サイズの側面窓を低い位置に下げ実際には製造しなかったが3扉・前後扉にも対応した床面とこの時期に生産したノンステップバスでは中扉より後の座席は1列だけ反対向に設置しているのが標準的だったがキュービックについては全ての座席が前向配置を採用したのが最大の特徴です。
エンジン概要
エンジンについてはシャシーが横置エンジン専用に設計されている事からV型8気筒のエンジンを搭載する事が出来ないのでフルサイズ大型バスとしては日野の新HIMRに続いて中型車用のエンジンである6HE1−TCN型を搭載しているのと更に1999年に追加設定したCNG仕様については同じく中型車用で6HH1型をCNG化した6HA1型を搭載し何れもミッションは4速トルコンATのみとなっています。
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