セレガFS 後期型(2) 
●弘南バス 
KC−RU3FSCB 2001年5月撮影
車両概要
1998年の11月に平成10年騒音規制への対応と同時に基本仕様としての室内を全面一新するなどのマイナーチェンジが行われた初代セレガのスーパーミドルデッカでこの時になると標準仕様については納入価格がフルデッカに比べて若干安く納入が可能な事から高速バスへの需要が見られたのと観光・高速型では初めてとなる低公害車としてハイブリッド仕様のHIMRも登場しています。
車体内容
車体関連についてはこの時のマイナーチェンジにおいて外観の変更は無いものの室内については運転席周辺以外は室内空間やメーカ標準仕様の座席を新設計を行った他は標準仕様と廉価仕様の二種類の仕様設定やホイールベースの選択については変更はなく、HIMRについては短尺・廉価仕様のみの設定で平成11年排ガス規制の時のマイナーチェンジで通常のディーゼル車については前面の形状の変更を行っていますが生産拠点を横浜から小松へ移転するまで前面の形状を変更せずに生産していました。
エンジン概要
エンジンについてはディーゼル車では20リッターのV型8気筒でOHV32バルブを採用したF20C(F−V)型、ハイブリッド仕様のHIMRには10.5リッターの直列6気筒ターボ付のP11C(P−X)型に三相交流モータを搭載しています。
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