スペースランナー 路線仕様 ノンステップ(1)
●富士急シティバス
KC−RM211GAN改 2004年6月撮影
車両概要
1998年に当時バスを製造していた4メーカ全てがフルサイズ大型車におけるノンステップ車が揃った直後に現在はバスから撤退している日産ディ(現・UDトラックス)が中型バスのスペースランナーにクラス初となるノンステップ車を改造扱いで登場しました。
車体内容
車体については基準となったスペースランナーのワンステップ車をベースに前扉から中扉の間をノンステップ化して大型車のノンステップ車とほぼ同じ床面地上高を確保しているのと後に登場する中型車によるノンステップ車と異なりフロントオーバーハングを延長している関係で全長はメーカ参考設計値で約9.2mとなっているのが特徴で中扉についてもこの当時ではグライド折戸のみの設定で本格的な展開については1999年の平成10年排ガス規制に適合した車両からとなります。 
エンジン概要
エンジンについてはスペースランナーの路線仕様と同じ6.9リッターの排気量を持つ直列6気筒NAのFE6E型を搭載し、サスペンションについてはエアサスのみの設定としていました。
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