ＫＫ−ＲＭ２５２ＧＡＮ 2010年7月撮影
１９９８年に中型バスで初めてとなるノンステップ車として登場したスペースランナーのノンステップ車は１９９９年に平成１０年排ガス規制（長期規制）等各種法規の変更への対応に伴う為に一部改良を実施し、標準ホイールベース車については新型自動車として型式を取得し、改造扱いで全長を９ｍに抑えたホイールベース短縮車やＣＮＧ車などが追加設定され２００４年まで生産していました。
車体内容
基本的には発売から経過年月が経っていない事から車体関係の変更についてはオプションだった前バンパーのコーナリングランプを標準装備にした程度で２００２年の一部改良で中扉の標準装備による仕様設定がグライド折戸から引戸に変更したのと冷房装置の仕様変更（メーカはゼクセルのみ）を行っています。
エンジン概要
エンジンについては中型バスの路線仕様としては珍しく高出力と標準出力の二種類のエンジンの設定があり、何れも排気量６．９リッターの直列６気筒エンジンで当時では珍しくなったＯＨＶ２４バルブを採用したエンジンで標準出力仕様についてはＮＡのＦＥ６Ｆ型、高出力仕様についてはインタークーラ付ターボのＦＥ６ＴＡ型を搭載し、低公害車として設定しているＣＮＧ車についてはＦＥ６型のターボ仕様をＣＮＧ化したＦＵ６型を搭載しています。