スペースランナー 路線仕様 後期型(2)  
●佐賀市交通局
KK−RM252GAN 2008年7月撮影
車両概要
1999年に平成10年排ガス規制(長期規制)をはじめ各種法規変更に対応させる為に一部改良を実施され、外観についても一部変更が行われる等従来の車両と若干異なる外観となり、2003年にも一部改良を行い2004年まで生産し、バス生産から撤退している日産ディ(現・UDトラックス)の車両でおそらく最初で最後となる自社オリジナルの車体は西工で架装していました。
車体内容
車体に関しては観光系ハイデッカと異なり基本的な仕様については従来の車両と同じだが外観ではコーナリングランプの新設および冷房装置の変更が2回(1999年の改良ではビルドイン形状の直結冷房、2003年の一部改良でデンソー製のコンデンサ屋根置仕様)を採用する等の変更は見られたが側面窓については現在の路線バス車両では標準的な側面窓となる逆T字窓はオプションで二段窓を標準としています。
エンジン概要
搭載しているエンジンについては中型の路線車両では珍しく二種類のエンジンを採用し、何れも排気量6.9リッターの直列6気筒OHVと排気量が少ないFE6型で標準出力仕様についてはNAのFE6F型、高出力仕様についてはインタークーラターボ付のFE6TA型で2003年一部改良モデルについては触媒のオプション設定があり、改造扱いで低公害車としてCNG車の設定があり、FE6型をCNG化したFU6型を搭載しています。
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