エアロクイーンV 後期型(2)
●詫麻観光バス
KL−MS86MP 2008年7月撮影
車両概要
2000年に平成11年排ガス規制および中期安全ブレーキ規制へ対応させる為に一部改良を実施し、いすゞ・富士重・日産ディが床下運転席仕様のスーパーハイデッカから撤退した事によりこの当時で唯一の床下運転席仕様のスーパーハイデッカとなりメーカではセミダブルデッカと呼ばれていたクイーンVで2005年にはニューエアロクイーンで初めてとなる生産中止まで少数の生産に留まっています。
車体内容
今回の改良で運転席エアバッグとシートベルトプリテンショナーが追加装備した以外は従来と同じ仕様でクイーンVに限って2002年ごろからメーカがニューエアロクイーンに設定したメーカ推奨仕様は設定されず画像の車両の様に殆どの車両は正面に社名表示灯を装備しています。
エンジン概要
エンジンについては従来から搭載していた8M21型を改良し大幅に出力を向上させたV型8気筒の8M21−3型を搭載しブレーキについてもこの時からフルエアブレーキに統一しています。
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