ＫＬ－ＭＰ３５ＪＰ 2005年4月撮影
２０００年に平成１１年排ガス規制と中期安全ブレーキ規制への対応させる為に一部改良を実施したニューエアロスターのツーステップ車の観光マスク仕様の車両でメーカとしては自家用仕様への設定だがこの時になると近距離高速バスの車両に路線・自家用系の車両を導入する事業者が目立ちました。
車体内容
車体については２０００年の改良は上記の規制に対応した改良で後に２００２年と２００４年の2回にわたって一部改良を実施し、２００２年の改良で直結冷房車に限り冷房装置の形状変更（菱重・デンソー共に）をした程度で基本仕様は自家用仕様と共通ですが近距離高速バスとして導入した車両は窓形状や座席等は観光・高速型車両に見られるＴ字窓やリクライニングシートの採用する例もありました。
エンジン概要
エンジンについては新開発のＯＨＣ２４バルブを採用した１２．９リッターの直列６気筒エンジン６Ｍ７０シリーズを搭載し標準出力車は平成１１年排ガス規制車にはＮＡの６Ｍ７０型、平成１６年排ガス規制車には超低ＰＭ７５％低減レベル達成をした低圧ターボ付の６Ｍ７０（Ｔ６）型そして生産した車両の殆どを占めた高出力仕様には排ガス規制問わずターボ付の６Ｍ７０（Ｔ１）型を搭載しています。