ガーラT(HD) 後期型 
●奈良観光バス 
KL−LV774R2 2001年6月撮影
車両概要
2000年に平成11年排ガス規制(長期規制)や中期安全ブレーキ規制等の法規対応に適合させる目的で初代ガーラはモデルサイクル中で唯一となるマイナーチェンジを実施し後部デザインの変更や高出力仕様に新開発のエンジンを搭載するなどの変更が実施され、更に2002年にも一部改良を行いました。
車体内容
基本的な車体仕様については変更が少なく、灯火器類をバンパーに設置するなど後部のデザインを若干の変更が見られ、メーカの推奨仕様についても従来と同様に行われた他、需要が高くなったハイデッカにおける3列シート夜行高速車についてはスーパーハイデッカのガーラUと異なる仕様でパッケージオプションとして対応し、仕様としては標準仕様と廉価仕様のベーシック仕様が設定についても変更はなく2002年の一部改良以降の都市間高速バスの推奨仕様については後部一枚窓が標準化しました。
エンジン概要
エンジンについては2種類の高出力仕様と標準出力仕様となる3種類のエンジンが設定され、高出力仕様については排気量24.3リッターで新開発のV型8気筒OHV32バルブを持つ8TD1型エンジンが二種類設定され、450ps仕様の8TD1−C型と410ps仕様の8TD1−N型を設定し、従来の12PE1型に対して出力やトルクが大幅に向上し、標準出力仕様については従来から採用しているV型10気筒のエンジンを改良を行った10PE1−S型を搭載し、2002年の一部改良で酸化触媒をオプションで設定し、標準仕様については電子制御サスペンションを装備しています。 
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