ＫＬ−ＭＳ８６ＭＰ 2010年7月撮影
西工独自の設定となる廉価版ハイデッカのＳ型は２０００年に各シャシーメーカから平成１１年排ガス規制（長期規制）および中期安全ブレーキ規制への対応をしたシャシーに架装され、４メーカ中いすゞ以外の３社のシャシーにかそうしたＳ型の殆どが日産ディかふそうのシャシーとなりこの時になると納入台数は少ないが東日本の事業者への納入事例も見られたが大半は九州の事業者への納入となり２００５年まで生産していました。
車体内容
シャシー関連の変更も各種法規への対応程度に留まり、車体関係についても大きな変化はなく、日産ディのシャシーに架装した車両の大半にコーナリングランプが前バンパーに装着した他、西鉄が４列シート・トイレ付の車両のトイレ位置を標準的な左側後部に変更する等の事業者における変更点が見られたのと３列シートの車両の架装事例ついては逆に少なくなる等時代の変化が大きく見られました。