ＫＬ－ＲＵ１ＦＳＥＡ 2002年4月撮影
２０００年に登場から丁度１０年を迎えたセレガは再びマイナーチェンジを実施し正面のデザインの変更と平成１１年排ガス規制への対応を中心とし販売名称では「セレガＲ」と一時の日産車みたいなサブネームが付き（国交省への正式な届出通称名は従来とおなじく日野セレガ）外観でも変更がなかったの部分がホイールベース間とブルーリボンと同様になりました。
車体内容
車体については横転対策を中心とした車体構造を強化し仕様についてもメーカの推奨仕様の設定を大幅に拡大し新規にＨＩＤ前照灯を設定し空調システムについては殆ど需要のなかった直結冷房が廃止となったがサブエンジン冷房については独立ゾーン式に統一し快適性についても従来より向上させました。
エンジン概要
エンジンについては従来搭載していたＦ２１Ｃ（Ｆ－Ⅳ）型に代わって環境改善のためトラクタ専用だったＦ１７Ｅ型のツインターボ仕様のエンジンをバスの特性に合わせ日野としてもグランビュー以来のＶ型エンジンによるターボ車としてＦ１７Ｄ（ＦＴ－Ⅳ）型を搭載しブレーキについても一時設定していたフルエアブレーキに変更しています。