ネオロイヤルC−T 後期型(1) 
●ジェイアールバス関東 
KL−RA552RBN 2003年5月撮影
車両概要
2002年に西工では大型観光・高速用バス車体として架装しているネオロイヤルシリーズが1998年に続いて二度目のマイナーチェンジが実施され、前面を中心としてデザインの変更が行われシャシーについては4メーカ全て架装可能となり、この時のマイナーチェンジからネオロイヤルシリーズのハイデッカはこのC−Tに統一され、殆どの車両が日産ディのシャシーにおける架装で占めいすゞのシャシーに対する架装事例は少なく日産ディ以外のシャシーに対する架装は2005年の長期排ガス規制適合車の生産終了に合わせるのと日産ディ以外のメーカではシャシー・ボディの一貫生産を採用し汎用車体架装用シャシーの設定が廃止となったため西工における架装も終了しました。
車体内容
この時のマイナーチェンジでは1998年のマイナーチェンジと異なり前面周辺の再設計が行われ、新設計の前バンパーをはじめ従来ではHIDキットを流用して加工していたHID前照灯についても日産ディの三代目コンドルの前照灯をを流用して標準化され、灯火器関係については前面以外に側面のウインカーレンズの形状を変更し、シャシーの関係で日産ディと他のメーカでは取付位置が異なる等の変更点が見られたが後部については従来と同じ仕様となり、仕様についても標準仕様のみの設定で廉価仕様については引き続きS型で対応していました。
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