レインボーHR 後期型    
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●名阪近鉄バス
PB−HR7JHAE 2005年3月撮影
車両概要
2004年に平成15年排ガス規制(新短期規制)への対応する為にエンジンの搭載方法を横置から縦置にするなどシャシーを中心として大幅なマイナーチェンジを実施し、2004年10月からは日野といすゞの合弁会社となるジェイ・バスで生産した車両で排ガス規制が新短期規制に適合した車両以降は基本的に日野といすゞによる共同生産となる統合モデルですが中型路線車については2007年に平成17年排ガス規制への対応時に統合モデルへ移行するまで生産していました。
車体内容
車体関係についてはシャシーのエンジン搭載方法の変更に伴いホイールベースの変更によりノンステップエリアの見直しを中心に座席定員を増加させたのと非常口をノンステップエリアの車体右側中央から標準的な右側後方へ移設し、ラジエータグリルの形状変更や灯火器の保安基準改正に伴いサイドリフレクタの新設等の変更箇所が見られます。
エンジン概要
エンジンについては新開発で日本車としては珍しい6.4リッターの直列5気筒インタークーラ付ターボエンジンとなるJ07E型を採用し、搭載しているミッションによりエンジンの仕様が異なりマニュアル車についてはJ07E−TI(J7−V)型、オプションとして設定しているトルコンAT車については過給圧の調整にによりマニュアル車より若干エンジン出力とトルクが小さいJ70E−TI(J7−U)型を搭載しいずれも排ガス規制で義務付けとなった触媒の他に親会社のトヨタが開発したDPRを採用して超低PM85%低減達成車となっています。 
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