ＰＡ－ＭＫ２７ＦＨ 2013年8月撮影
２００４年に排ガス規制の関係で生産中止となったエアロミディＭＪの９ｍノーステップ車の後継車として２００５年に登場したエアロミディＭＫのノンステップ車でエンジン搭載方法やホイールベース等は中型路線車としては標準的なレイアウトを採用し２００７年に一旦生産中止となるまでの約２年半程度の期間の生産に留まり、納入事例もＭＪの９ｍノーステップ車と比べて少なかった車両です。
車体内容
車体関係については従来から生産していたエアロミディＭＫの１０．５ｍ中型ロング車のホイールベースを短縮して９ｍの中型車にした外観で生産中止となったＭＪの９ｍノーステップ車と比べてホイールベースの変更に伴いノンステップ部分の面積縮小および乗車定員の減少が見られたが全長については標準的な９ｍとなり、側面窓においては初代エアロスターのノーステップ車から見られるふそうのノンステップ車独特な拡大側面窓が特徴となっています。
エンジン概要
エンジンについては新短期排ガス規制に適合したエアロミディＭＫ共通となる排気量７．５リッターの直列６気筒ＯＨＣ２４バルブにインタークーラ付ターボを組み合わせた６Ｍ６０（Ｔ１）型を採用し、新短期規制からディーゼル車にも装着が義務付けとなった触媒に加えてＤＰＦやＥＧＲを採用し低排ガス認定制度の低ＰＭ７５％低減レベルを達成しています。