エアロミディMK 路線仕様 後期型 ワンステップ(3) 
2005%20kr-mk%20os0001.jpg
●箱根登山バス
PA−MK25FJ 2013年4月撮影
車両概要
2004年に諸事情の関係から一時販売休止となったエアロミディMKの路線用ワンステップ車で平成15年排ガス規制(新短期規制)に適合した車両が2005年秋に販売再開され、販売再開に伴う一部改良で排ガス規制関係の他に灯火器保安基準改正への対応も行い、ニーリング装置を備えたエアサス仕様のみとなり2007年にエアロミディが一旦生産中止となる迄生産を行いノンステップ車と異なりワンステップ車においてはこの時のモデルが最後となります。
車体内容
基本的な仕様については2002年の一部改良モデルの時と同じ仕様で、灯火器保安基準の変更に伴いサイドリフレクタの新設およびフォグランプ・テールランプ一式の形状変更を行ったのが最大の変更点であり、他のメーカのワンステップ路線車については座席配列等に国土交通省の標準化仕様ノンステップバスに基づいた仕様を採用していますがふそうでは従来の車両と同じく独自の仕様のままとなり、乗降扉についても前中引戸のみの設定としていました。
エンジン概要
エンジンについては排気量7.5リッターの直列6気筒OHC24バルブにインタークーラ付ターボを搭載した6M60(T1)型を採用し、従来搭載していた6M61形と同一設計によるエンジンでエンジンの性能を向上させるのと燃費改善を図り、EGRとDPFに加えてこの時からディーゼル車においても排ガス規制で触媒の採用が義務付けとなり、生産時期においては現行の排ガス規制を満たしていないが低排ガス認定制度の低PM75%低減レベルに達成していました。
バス・グラフティの表紙へ
ふそう編のもくじへ アルバム1へ