ガーラ ハイデッカ 前期型
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●ユタカ交通(大阪)
ADG−RU1ESAJ 2005年12月撮影
車両概要
2005年にいすゞが平成17年排ガス規制(新長期規制)に適合させる為に日野との間で合弁生産会社ジェイ・バスを設立し、日野と共同開発・生産によって登場したのが二代目のガーラで、後部については初代ガーラと同じく方向幕を装備しない場合はいすゞ独自の左右分割窓を継承し、直結冷房の全面採用や平面床等大型の観光・高速型では今までに見られなかった仕様を採用し、2010年に最初のマイナーチェンジを実施するまで外観については若干の仕様差異がみられます。
車体内容
車体関係については日野と共同開発ですが日野のセレガと同様初代ガーラのイメージを継承し、仕様としては標準仕様と廉価仕様として初代ガーラの時のベーシック仕様の後継にあたるVP仕様が用意されセレガと異なりガーラでは外観にオプションでリアスボイラを装着した場合、標準仕様と廉価仕様の外観はほぼ同じ外観となりいずれの仕様共にメーカの推奨仕様が設定され、標準仕様についてはいすゞ独自の電子制御サスペンションを採用している関係で乗車定員に制約があり廉価仕様のVP仕様の需要も多く見られました。
エンジン概要
エンジンについては全車日野製の直列6気筒OHC24バルブのインタークーラ付ターボエンジンを搭載し、2006年4月以降に生産した車両については低排ガス認定制度でPM10%低減達成車となり、標準出力仕様についてはE13C(ET−XI)型、高出力仕様については標準仕様のみの設定で過給圧を高めたE13C(ET−])型を搭載し、環境対策として日野の親会社トヨタが開発したDPRを採用しています。
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