ＰＫＧ－ＲＡ２７４ＲＢＮ 2007年12月撮影
２００２年に０２ＭＣのマイナーチェンジを実施した西工のネオロイヤル（Ｃ型およびＳＤ型）が２００５年に灯火器保安基準改正および車体構造のＥＣＥ Ｒ－６６対応を目的に一部改良を実施し、２０１０年に西工がバス車体架装を終了するまで生産していた大型の観光・高速用ハイデッカがこのＣ－Ⅰで仕様としては標準仕様のみの設定でシャシーについては時代の変化から完成車設定を行っておらず、２００５年に新長期排ガス規制への適合と同時にフルモデルチェンジを実施した日産ディのＲＡ２７３／２７４シャシーへの架装に限られ、ＲＡ２７３／２７４観光・高速仕様の場合中型車用エンジンと６速トルコンＡＴの組み合わせで納入事例は少なく、殆どの車両が近距離および中距離の高速バスとしての導入事例が目立った車両となっています。
車体内容
車体関連については２００２年のマイナーチェンジモデルに対して灯火器保安基準改正に伴いサイドリフレクタの新設、テールランプを上部からバンパーにに移設、後退灯の位置をエンジンリッドから初代ガーラのシャシーに架装した車両と位置は異なるがバンパーに移設する等の変更点が見られたのとシャシーが日産ディのみの架装でこの時にフルモデルチェンジを実施しており、旧型の最終モデルとなるＲＡ５５２に対して左側にエアインテークのやアドブルータンクの給油口等が新設する等シャシー側からも識別がしやすくなり、車体構造がＥＣＥ Ｒ－６６の横転対策に対応した関係で側面窓については西鉄の一部の車両を除いて標準サイズの側面窓に統一しています。