セレガ ハイデッカ 前期型 
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●名阪近鉄バス 
ADG−RU1ESAA 2005年9月撮影
車両概要
2005年に日野がいすゞと合弁生産会社となるジェイ・バスを設立し、両者の間で共同開発・生産により15年ぶりのフルモデルチェンジによって登場した二代目セレガのハイデッカで、外観には初代セレガのイメージを部分的に引継ながら斬新なデザインを採用し、座席配列に関係なく床は平床を採用したり直結冷房の標準採用等今までの観光・高速型車両では見られなかった仕様で2010年に最初のマイナーチェンジを実施するまで外観にも生産時期によって若干の差異がみられます。
車体内容
仕様としては標準仕様とセレガの特徴でもある前面のオーナメントランプをはじめとした装備品を省略し、初代セレガのスーパーミドルデッカ(FS)の後継仕様となる廉価仕様のリミテッド仕様が設定され、基本仕様についても今までの車両と異なり幅広いメーカ推奨仕様が設定され、直結冷房の採用により床下のトランクスペースについては初代セレガの直結冷房車よりトランクスペースの容積が広くなっています。
エンジン概要
エンジンについては平成17年排ガス規制(新長期規制)に適合した直列6気筒OHC24バルブにインタークーラ付ターボを採用した排気量12.9リッターのE13C型を過給圧の調整により二種類設定し、標準出力仕様についてはE13C(ET−XI)型、標準仕様のみに設定している高出力仕様については過給圧を高めたE13C(ET−])型を搭載し、何れも環境対策として親会社のトヨタが開発したDPRを搭載しており
2006年3月以降に生産した車両はPM10%低減の低排ガス認定制度に対応し、2008年には低公害車としてディーゼルTHS(ハイブリッド車)を追加設定し、エンジンについては新開発で排気量8.9リッターと大型車としては小さな排気量をもつA09C型に1M型電動機を組み合わせた仕様です。
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