ＰＫＧ−ＡＰ３５ＵＭ 2009年5月撮影
２００７年にふそうと日産ディ（現 ＵＤトラックス）がバスの相互ＯＥＭおよびエンジンの相互供給を締結し日産ディがＲＡの一部を車体架装して完成車としてＯＥＭ供給したのに対してふそうは日産ディへニューエアロスターをスペースランナーＡ（正式な通称名はなし）でＯＥＭ供給を行い生産台数は少なく殆どが路線用ワンステップで占めていました。
車体内容
車体については２００７年にマイナーチェンジを実施したニューエアロスターと異なる部分はなく冷房については三菱重工製直結冷房が標準ですがほぼ全ての車両がオプションでデンソー製の直結冷房を装備し他社の大型路線・自家用系車両と異なり一時期の中型車と同じ独特な形状をした外観のユニットの冷房となっています。
エンジン概要
エンジンについてはＯＥＭ供給車両としては珍しく自社製の中型車用で最も大きな９．２リッターの排気量を持つターボエンジンＭＤ９２ＴＪ型を搭載し尿素ＳＣＲシステムの採用で平成１７年排ガス規制でＰＭ１０％低減達成の低排ガス認定制度に対応しているのと補助ブレーキもパワータードが搭載できない関係から日産ディのＥＥブレーキが採用しています。