スペースウイングA(エアロクイーンOEM)(1)
●北千葉観光バス 
BKG−AS96JP 2012年5月撮影
車両概要
2007年に三菱ふそうと日産ディ(現・UDトラックス)との間でバスの相互OEM供給の契約が締結し、ふそうから大幅なマイナーチェンジを実施したエアロクイーンをスペースウイングA(但し、正式な通称名はなし)として少数の車両が販売され、このOEMにより当時の日産ディでは商用車メーカ4社のエンジンの車両を扱うようになりました。
車体内容
車体関係についてはマーキング類の変更程度となり、メーカの推奨仕様についても観光仕様と夜行高速仕様の「ハイウェイライナー」が設定され、殆どの車両で冷房装置がオプションとして設定していたデンソー製の冷房装置を搭載しているのが特長で、基本的な装備についてもエアロクイーンと同じ内容であり、実際には装着事例は無かったが先進衝突予防システムとしてMDAS−Vもオプションとして設定していました。
エンジン概要
エンジンについては日産ディの技術供与によって尿素SCR化した直列6気筒OHC24バルブのインタークーラ付ターボエンジンとなる6M70(T4)型一種類を搭載し、平成17年排ガス規制に対してNox・PM10%低減レベルの低排ガス認定制度に対応しているのと同時に平成27年燃費基準も達成しています。
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