エアロエース
●北鉄奥能登バス 
LKG−MS96VP 2011年12月撮影
車両概要
2007年にニューエアロバスを大幅なマイナーチェンジを実施したエアロエースは2010年に平成21年排ガス規制(ポスト新長期規制)へ適合させる目的で一部改良を実施し、2012年にも低排ガス認定制度への対応等を目的とした一部改良を実施しています。
車体内容
車体関連では搭載するエンジンの変更に伴いホイールベースの延長やラジエータグリルを従来の右側後方から左側後方に移設したのが大きな変更点であるのと室内についてもサービスポックス設置車両についてはサービスポックスの仕様変更、先進衝突予防システムとして従来はオプションだったMDAS−Vがミリ波レーダを使用したクルーズコントロール機能以外の機能を標準採用となり、冷房についても2012年の途中まで設定していたサブエンジン式冷房についても直結式と同じデンソー製に統一しホイールについてもオプションとしての需要が多かったISO規格10穴ホイールが新ISO規格で標準装備にしています。
エンジン概要
エンジンについてはダイムラーグループ各社共同開発による12.8リッターでDOHC24バルブを採用したインタークーラ付の直列6気筒ターボエンジン6R10型を搭載し、2012年には低排ガス認定制度への対応と燃費基準の平成27年基準への統一により達成比率+10%となり標準出力仕様については6R10(T2)型、高出力仕様に付いては6R10(T4)型を搭載し、補助ブレーキについても従来のパワータードからメルセデス等が採用しているジェイクブレーキに変更しています。
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