エアロクイーン(2)
●東京バス 
LKG−MS96VP 2012年1月撮影
車両概要
2007年に大幅なマイナーチェンジを実施したエアロクイーンが2010年に平成21年排ガス規制(ポスト新長期規制)に適合させる為に一部改良を実施し、グループ共通の新型エンジンの搭載や装備品の見直し等が行われ、2012年には低排ガス認定制度への対応等の一部改良を実施しています。
車体内容
車体関連については2007年の大幅なマイナーチェンジを実施した時と基本的な仕様については同じですが搭載エンジンの変更によりホイールベースの変更やラジエータグリルの位置を左側に移設したのが外観における特長で、従来はオプションとして設定していた装備品が標準化した装備品も多く見られ、先進衝突予防システムとしてMDAS−Vがミリ波レーダを用いたクルーズコントロール機能以外の機能、デンソー製の冷房装置、ISO規格の10穴ホイールが新ISO規格として標準化され、2012年の一部改良では冷房を直結式に変更(一部低排ガス認定車でサブ冷もあり)しました。
エンジン概要
エンジンについてはダイムラーグループ各社共同開発による12.8リッターのエンジンで、直列6気筒のDOHC24バルブにインタークーラ付のターボを搭載した6R10(T4)型を採用し、2012年には平成27年燃費基準の基準比率の変更により+10%達成と同時に低排ガス認定制度の10%低減レベルへの認定もうけています。
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