ＳＫＧ－ＬＲ２９０Ｊ１ 2013年5月撮影
２００７年に他の車種より遅れて合弁生産会社のジェイ・バスにおいて共同生産を行う日野といすゞの間における統合車種に移行したエルガミオが２０１１年に平成２２年排ガス規制（ポスト新長期規制）に適合させる為に一部改良を実施しました。
車体内容
今回の仕様変更に伴い外観においては運転席周辺の形状変更やエンジンをディーゼル車に限り６気筒から4気筒に換装したのに伴いラジエータグリルの形状は従来の車両と同じだが左側後方に設置しているインタークーラのエアインテークの形状が従来の車両と比べてやや小さくなったのが特徴でディーゼル車とＣＮＧ車共に国土交通省の標準仕様に基づいた仕様を採用し、採用事例は少ないが右側側面窓で乗降扉の反対側の窓については固定窓が標準設定となったいます。
エンジン概要
エンジンについてはディーゼルとＣＮＧのエンジンを一種類ずつ展開し、ディーゼル車については従来搭載していた６ＨＫ１型を４気筒化した４ＨＫ１－ＴＣＨ型を採用し、ＭＴ車で２０１２年６月以降に追加設定した改良型アイドリングストップ装置を装着した車両に限り平成２７年燃費基準に達成し、新長期規制の時の型式のまま改造扱いで設定しているＣＮＧ車については従来の車両とおなじ６ＨＫ１型をＣＮＧ化した６ＨＦ１－ＴＣＮ型を搭載しています。