ＳＫＧ－ＬＲ２９０Ｊ１ 2013年1月撮影
２００７年に日野といすゞの間において合弁生産会社のジェイ・バスにおいて共同生産する統合車に他の車種より遅れて移行したエルガミオが２０１１年に平成２２年排ガス規制（ポスト新長期規制）に適合させる為に一部改良を実施しました。
車体内容
基本的には従来の車両と同じでノンステップバスの標準化仕様に基づいた座席配置の都市型と郊外型を基本配置に設定し、外観においてはエンジンが６気筒から４気筒に変更したのに伴い左側後方に設置しているエアインテークのサイズがやや小さくなったのが特徴で、冷房については他のバスと異なりサーモキング製を標準装備としてオプションでデンソー製を設定しており側面窓においては標準仕様では乗降扉反対側の窓が固定窓となるが実際に側面部分固定窓仕様の採用事例は珍しいです。
エンジン概要
エンジンにいては従来搭載していた６気筒のエンジンと共通設計した４気筒版で高過給仕様にしたＯＨＣ１６バルブにインタークーラ付ターボを組み合わせた４ＨＫ１－ＴＣＨ型を搭載し、ＭＴ車おいては２０１２年６月に追加設定した改良型アイドリングストップ装置搭載車については平成２７年燃費基準を達成しています。